とびうお類

5

塩あご
塩あごとは 九州ではトビウオ類は“あご”と呼ばれる。あごの幼魚を原料とした塩干品が塩あごであり、主に出汁素材である焼きあごと異なり、焼いてから身を食べる加工品である。塩あごは、常温でも保存できるようしっかりと乾燥されるため、非常にかたいが、...
第1章 乾製品第2節 塩干品
焼きあご
焼きあごとは 九州ではトビウオ類は“あご”と呼ばれる。長崎県ではトビウオ類の幼魚は、9~10月上旬、北西の風(あご風)が吹き始めると県北部の平戸島、生月いきつき島沿岸、五島列島北部の上五島有川湾周辺に南下来遊し、二そう船びき網や定置網でまと...
第1章 乾製品第4節 焼き干し
野焼
野焼のやきとは 野焼のやきは、島根県東部の出雲地方で古くから作られるちくわの一種である。主原料のトビウオは、地方名が“アゴ”であることから、通常はあご野焼、あるいはあご入り野焼と称される。トビウオを全く使わない場合は、単に野焼となる。形状は...
第4章 ねり製品第4節 ちくわ
魚うどん
魚うどんとは 魚うどんは、トビウオを原料にしたすり身をうどん状に成形したねり製品で、宮崎県日南市油津で昭和初期から親しまれている郷土料理である(写真1)。戦時中の食糧難を乗り切るため、主食となるうどん粉の代わりに魚のすり身を使ったのが発祥と...
第4章 ねり製品第11節 特殊かまぼこ
冷や汁
冷や汁とは 冷や汁は宮崎県の郷土料理で、魚や香味野菜を入れたみそベースの冷たい汁である。(写真1) 発祥は農作業において田植えシーズンの暑い時期に、作業の合間に素早く食することができ、また体を冷やすのに効果的な料理として作られていた。夏の暑...
第9章 魚醤油・エキス第2節 エキス