酒盗 酒盗とは 酒盗とはカツオの内臓を使った塩辛のことで、かつおぶし等を製造する際に除かれる内臓(胃・幽門垂・腸)を塩蔵、熟成したものである。伝統的に製造されていた辛口のほかに、塩分を下げて調味加工した甘口、胃と腸だけで熟成させたものがある。主な... 第6章 発酵食品第2節 塩辛類 塩辛類発酵食品
うるか うるかとは アユの内臓を用いた塩辛である。その歴史は古く、奈良時代の「播磨国風土記」に「宇留加」として登場し、また元禄2年にはその製法の記載があり、アユの産地では保存食として製造されてきた。その定義や製法は地方によってさまざまであるが、内臓... 第6章 発酵食品第2節 塩辛類 塩辛類発酵食品
えたりの塩辛 えたりの塩辛とは えたりの塩辛とは、カタクチイワシと塩をあわせて樽に入れ、上から藁を被せて熟成させた食品である。「えたり」とはカタクチイワシを指す長崎県島原半島橘湾沿岸地域の方言である。橘湾東部沿岸の雲仙市(千々石町、小浜町、南串山町)では... 第6章 発酵食品第2節 塩辛類 塩辛類発酵食品
すくがらす すくがらすとは 沖縄の方言でアイゴの稚魚(写真1)のことを「スク」、塩漬けを「カラス」といい、すくがらすはアイゴ稚魚の塩蔵品(写真2)である。旧暦の5月頃(新暦では5月下旬~7月上旬頃)にイノー(珊瑚礁内側の遠浅の海)で生まれた稚魚は、外洋... 第6章 発酵食品第2節 塩辛類 塩辛類発酵食品
黒作り 黒作りとは 黒作りはイカの塩辛の一種で、製造の際にイカの墨を加えたものである。真っ黒な外見のため、初めての人には馴染みがたいが、他の塩辛にはない独特の香りと味があり、富山県の食卓には欠かせない珍味である。1970年代頃までは各家庭で製造(手... 第6章 発酵食品第2節 塩辛類 塩辛類発酵食品